事業内容business
大幸産商のこだわり
大幸(たいこう)産商は、国鉄とJRという2つの大鉄道時代をまたいで半世紀以上の長きにわたり、
鉄道網の保守用特殊車両の点検および整備という大切な仕事に従事してまいりました。
一般のお客様が乗る営業車両の安全な走行には鉄道網にかかるインフラ全般の整備が不可欠です。
大幸産商が整備しているのは、そのインフラを点検・整備する保守用車両が正常で安全な作業を行うことができるように
メンテナンスをする「保守車両の保守」が私たちの仕事です。
保守車両に万が一整備不良などがあって稼働できなくなると、鉄道インフラの整備に影響が生じ、営業車両の安全な運行に深刻な影響が生じます。
始発の営業車両が動かせない事態もあり得ます。それだけに保守車両のメンテナンスというのは大変責任の重い仕事です。
もちろん、細心の注意と熟練の技術や経験が必要とされます。
大幸産商は、60年近い保守車両メンテナンスの豊富な経験と「小さなネジ一本ですらおろそかにしない」徹底した社員教育、
そして念入りなダブルチェックで今日も鉄道の安全を支えています。
安全な運行を支える鉄道インフラは非常に多くの要素で構成されています。
JR新幹線の保守車両は、黄色いE926形の「ドクターイエロー」(新幹線電気軌道総合試験車)が有名ですが、他にも除雪用ラッセル車などのたくさんの「はたらく車」があります。
鉄道車両は架線からの電気供給を受けて線路の上を走り、線路はバラストと枕木の上に設置されています。切り替えポイントや信号があり、ときには、線路の上に雪が積もることもあります。
保守車両は要素ごとに異なり、その種類は実に多岐にわたります。教育番組やJRのサイトで紹介されているので写真を目にしたことのある方も多いと思います。
安全な運行を支える鉄道インフラは非常に多くの要素で構成されています。
【鉄道事故ゼロのなんでもない一日。】
それが私たちの誇りであり、一番の報酬です。
当社の仕事場は、JR駅構内の車両センターや新幹線の保守車両基地です。
一般のお客様が目にすることのない場所で働く縁の下の力持ち的な仕事ですが、社会のインフラの安全を守る重要な仕事です。
夜間に鉄道網の各種整備を終えて始発前に基地に戻ってきた保守車両たちを当社の作業員が日中に細心の注意を払って丁寧に点検・整備します。
営業車両の運行時間中に整備を完了した保守車両は、終電が終わった後に「出勤」します。
翌日の営業車両がダイヤ通りに安全に運行できるように。
【鉄道事故ゼロのなんでもない一日。】
それが私たちの誇りであり、一番の報酬です。
あらゆる分野に精通するプロフェッショナルなスタッフ
車両によって整備の仕方や定期点検の周期も様々です。
保守車両は車種も大変多いので、数年に一度の大きな定期検査以外にも、各車両独自のサイクルでの検査・整備も多く、常に現場は大忙しです。
当社は、保守車両の車体を丸ごと整備するので、空気、電気、油圧を始めとして、整備に必要なあらゆる分野に精通しなくてはなりません。
JR保守車両のメンテナンスを60年近く担い続けた当社のプロフェッショナルなスタッフたちが、今日も日本の鉄道の安全のために励んでいます。